寝ても疲れが取れない人へ

2026年01月27日

「ちゃんと寝ているのに疲れる」
本当の理由と身体からのサイン

はじめに|こんな感覚、ありませんか?

  • 夜はそれなりに寝ているはずなのに、朝起きた瞬間からカラダが重い
  • ベッドから起き上がるとき、腰や背中が固まっている
  • 「寝た=回復した」という感覚が、ここ最近まったくない
  • 昼過ぎまでぼーっとして、集中力が続かない

もし一つでも当てはまるなら、
それは「年齢」や「気のせい」ではありません。

実際、整骨院の現場では
「痛みはそこまで強くないけど、とにかく疲れが抜けない」
「朝が一番つらい」
という相談が、特にこの時期に急増します。

このブログでは、

  • なぜ寝ても疲れが取れないのか
  • カラダの中で何が起きているのか
  • 放っておくとどうなるのか
  • 何を見直せばいいのか

を、専門用語をかみ砕きながらお伝えします。


「寝ても疲れが取れない」は、実はよくある状態です

まず知ってほしいのは、
「寝ている=回復している」とは限らないという事実です。

睡眠は本来、

  • 筋肉の修復
  • 自律神経のリセット
  • 脳の疲労回復

を行う大切な時間です。

ですが、カラダの状態によっては
寝ている間に“回復どころか負担がかかっている”ことがあります。

その結果、

  • 寝てもスッキリしない
  • 朝が一番しんどい
  • 日中もだるさが続く

という状態が生まれます。


朝がつらい人に共通する「カラダの特徴」

① 身体が「リラックスできない状態」のまま寝ている

疲れが取れない人の多くは、
カラダが緊張したまま眠っています

特に多いのが、

  • 首・肩・背中が常に力んでいる
  • 食いしばり、歯ぎしりをしている
  • 腰や骨盤周りが固まっている
  • 呼吸が浅く、胸が動きにくい

この状態では、
脳もカラダも「休んでいいよ」というスイッチが入りません。

見た目は寝ていても、
中身はずっと軽い戦闘モードのような状態です。


② 寝返りがうまく打てていない

人は一晩で20〜30回ほど寝返りを打ちます。
これは、

  • 血流を保つ
  • 同じ部位に負担をかけない
  • 筋肉の緊張を逃がす

ために必要な動きです。

しかし、

  • 背中や腰が硬い
  • 骨盤の動きが悪い
  • 股関節が詰まっている

と、寝返りが減り、
同じ姿勢で固まり続けることになります。

結果、
「朝起きた瞬間が一番つらい」
という状態が生まれます。


③ 自律神経が切り替わらないまま朝を迎えている

よく聞く「自律神経」。

簡単に言うと、

  • 昼:活動モード
  • 夜:回復モード

を切り替えるスイッチです。

ですが、

  • デスクワークが長い
  • スマホを見る時間が多い
  • 呼吸が浅い
  • カラダを動かす時間が少ない

こうした生活が続くと、
夜になっても活動モードが抜けません。

そのまま寝て、
そのまま朝を迎える。

これが
「寝たのに疲れている」感覚の正体です。


「疲れ=筋肉痛」ではありません

多くの人が勘違いしているのが、
疲れ=筋肉の問題だけと思っていることです。

実際は、

  • 筋肉の硬さ
  • 関節の動きの悪さ
  • 神経の興奮
  • 呼吸の浅さ

これらが重なって起きています

特に冬や寒い時期は、

  • 血流が落ちる
  • 無意識に身体をすくめる
  • 動く量が減る

ことで、
疲れが抜けにくい条件がそろいます。


「そのうち良くなる」は危険なサイン

寝ても疲れが取れない状態を放置すると、

  • 腰痛・肩こりが慢性化
  • 朝の動き出しで痛みが出る
  • ぎっくり腰や寝違えを起こしやすくなる
  • 集中力・気力が落ちる

といった流れに進みやすくなります。

実際に、

最初は「疲れやすいだけ」だった
→ 半年後、腰痛が当たり前になった

という方は少なくありません。


寝具やストレッチだけでは変わらない理由

「マットレスを変えた」
「ストレッチをしている」

それでも変わらない人が多いのはなぜか。

理由はシンプルで、
原因がそこではないことが多いからです。

  • 動かない関節は、ストレッチしても戻りにくい
  • 力み癖は、意識だけでは抜けない
  • 骨盤や背骨の動きは、セルフケアでは限界がある

「頑張っているのに変わらない」
と感じている人ほど、
カラダの使い方そのものを見直す必要があります。


整骨院で見る「疲れが取れない身体」

私たちが実際に身体をチェックすると、

  • 骨盤がほとんど動いていない
  • 背中が板のように固い
  • 呼吸が浅く、お腹が動かない
  • 首と肩に常に力が入っている

という状態が多く見られます。

この状態では、
どれだけ寝ても回復しません。

逆に、

  • 関節の動きを取り戻す
  • 筋肉の緊張を抜く
  • 呼吸しやすい状態を作る

これだけで、
「朝の重さが全然違う」と感じる人もいます。


朝が楽になる人がやっている共通点

回復していく人に共通しているのは、

  • カラダの状態を「年齢のせい」にしない
  • 痛くなる前からケアを始める
  • 生活と身体をセットで見直す

という姿勢です。

「まだ我慢できるから」
ではなく、
「今のうちに整える」。

これが、
疲れをためない身体への近道です。


まとめ|疲れが取れないのは、カラダからのメッセージ

寝ても疲れが取れないのは、

  • 気合い不足でも
  • 年齢の問題でも
  • 根性論でもありません

身体のバランスが崩れているサインです。

もし、

  • 朝がつらい
  • ずっと疲れている
  • この状態が当たり前になっている

そう感じているなら、
一度立ち止まって、
カラダの状態を確認するタイミングかもしれません。

「まだ大丈夫」ではなく、
「今なら戻せる」。

そう考えてもらえると嬉しいです。

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