【もう我慢しない】腱鞘炎・ばね指の本当の原因と整骨院でできる改善法

2025年06月26日

こんな症状に心当たりはありませんか?

  • 指を動かすと「カクン」と引っかかる
  • 手首や親指の付け根がジンジン痛む
  • 朝方に痛みが強く、日中は少しマシになる
  • ペンを持ったりスマホ操作がつらい

このような症状で悩まれている方は「腱鞘炎(けんしょうえん)」や「ばね指(弾発指)」の可能性があります。
特にスマートフォンやPC作業が増えた現代では、年齢・性別問わず発症する方が増加しています。

この記事では、腱鞘炎・ばね指の原因から治療法、放置した場合のリスク、そして当院で行っている施術についてわかりやすく解説します。


腱鞘炎とは?|症状とメカニズムを解説

腱鞘炎の仕組み

腱鞘炎は、筋肉と骨をつなぐ「腱(けん)」が通るトンネル「腱鞘(けんしょう)」で炎症が起きる状態です。
腱鞘の中で腱が滑らかに動かなくなり、摩擦や炎症によって痛み・腫れ・可動域の制限が起こります。

腱鞘炎の主な症状

  • 手首や親指の付け根に痛み
  • 圧痛(押すと痛い)
  • 動かしたときの違和感・だるさ
  • 腫れや熱感を伴うことも

ばね指とは?|腱鞘炎との違いと関係性

ばね指の特徴と症状

ばね指(弾発指)は、腱鞘炎が進行して指の動きに引っかかりが出る状態です。

  • 指を曲げるとロックされ、伸ばす時に「カクン」と弾けるような動き
  • 朝方に強く、時間が経つと軽減する傾向
  • 中指・薬指・親指によく起こる

ばね指は、炎症によって腱が肥厚し、腱鞘の中で滑らかに動かなくなることで発症します。


なぜ腱鞘炎・ばね指になるのか?原因を徹底解説

①使いすぎ(オーバーユース)

  • 長時間のスマホ操作
  • パソコンのキーボード・マウス作業
  • ピアノ・手芸・介護・育児など指を酷使する作業

②ホルモンバランスの変化(更年期・妊娠・産後)

女性ホルモン(エストロゲン)の減少は腱や腱鞘の柔軟性を低下させ、腱鞘炎を起こしやすくします。
特に産後の女性や更年期の方に多くみられます。

③姿勢や体のゆがみ

手だけでなく、肩・肘・首の位置関係や姿勢のゆがみが、腱に余計な負担をかけて炎症の引き金になります。


放っておくとどうなる?|腱鞘炎・ばね指の放置リスク

  • 関節が変形してしまうこともある
  • 指が完全に曲がらない・伸びない(拘縮)
  • 手術を勧められることも
  • 他の指や関節にも負担がかかる

初期のうちに適切な処置をすることで、手術を回避できる可能性が高くなります。


【整形外科との違いは?|整骨院でできる施術と特徴

整形外科の治療内容

  • 消炎鎮痛剤の処方
  • ステロイド注射
  • 安静・固定
  • 手術(重症例)

即効性はありますが、根本的な原因(使い方・姿勢など)まではアプローチしません。

整骨院のアプローチ

  • 炎症を抑えつつ、動作・使い方の改善
  • 腱や腱鞘の滑走性(すべり)を良くする
  • 姿勢の修正や関節の柔軟性アップ
  • 筋膜・神経・循環の調整

根本から改善することで再発予防にもつながります。


当院での腱鞘炎・ばね指の施術内容

①問診・動作確認

  • いつから?
  • どの指・部位が痛む?
  • どんな動きで痛い?
  • 日常生活での使い方

これらを細かくヒアリングし、原因を分析します。

②手技療法によるアプローチ

  • 筋膜リリース
  • 腱・腱鞘の癒着を緩める手技
  • 指~前腕~肩まで一連の流れを整える

③物理療法(電気・超音波など)

  • 炎症部位の鎮痛と循環改善
  • 痛みの軽減と修復促進

④テーピング・サポーターの提案

  • 日常生活での過負荷予防
  • 再発しにくい使い方のサポート

⑤再発防止の運動指導

  • 指・前腕・肩のストレッチ
  • 姿勢改善の体操
  • 肩甲骨の動かし方指導

実際にあった症例紹介

産後のばね指(30代女性)

育児中、親指に強い痛み。朝に指が曲がったまま戻らず。
→手技療法と電気治療、指・肩甲骨の体操を実施。約6回で改善。

更年期の手首の腱鞘炎(50代女性)

パソコン作業中心で手首に痛み。サポーター使用。
→姿勢矯正と筋膜調整で3週間後には痛みほぼ消失。


まとめ:早めの対処が未来の手を守るカギ

腱鞘炎やばね指は、我慢しても自然に治ることは少なく、進行すると日常生活に大きな支障をきたします。
当院では、痛みを取るだけでなく「なぜ起きたのか」「どうすれば再発しないか」まで一緒に考えます。


腱鞘炎・ばね指でお悩みなら、お気軽にご相談ください!

痛みのない毎日を取り戻すために、まずはお気軽にご来院・ご相談ください!!
症状が軽いうちのご来院が、早期改善と再発予防の近道です。

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