手首が痛い!もしかして腱鞘炎かも?

2024年09月16日

  1. 親指の付け根が指を開いたときにイタむ。
  2. 物を持つと電気が走ったようになる
  3. スマホをよく使う
  4. 出産後、赤ちゃんの抱っこで痛イタむ
  5. 手を酷使して使う

なぜ腱鞘炎になってしまうのか?

・スマホ操作を1日1時間以上行う

・重いものを持ったりを頻繁に行う

・出産後、子供の抱っこが多い

・デスクワーク

・猫背

・力が入りやすい

・ハサミを使うことが多い

腱鞘炎とは?

そもそも腱鞘炎とはどのようなことを言うのかご存知でしょうか?

身体は、関節の運動をするために基本的には筋肉を使用します。

その筋肉は骨に付着するのですが、より強靭な「腱」となって付着します。

その腱それぞれの動きを保つため、それぞれトンネルの中を通って目的の骨に付着していきます。

そのトンネルを「腱鞘」といい、

腱鞘炎とは、一定の動作により腱と腱鞘がすれたりしてしまい摩擦により炎症が起こってしまうことを言います。

そして特に多い腱鞘炎は親指の付け根の腱鞘炎です。

指を開く筋肉長母指外転筋と、親指を伸ばす筋肉短拇指伸筋が一つの腱鞘(第1コンパートメント)にまとまって束になっています。

その筋肉の腱が、指を開く、ものをつかむなどによって筋肉が動き腱が擦れてきます。

擦れることで摩擦によって熱を帯び、炎症が起こるのです。

なぜ腱鞘炎になってしまうのか?

腱鞘炎のメカニズムに関しては先ほど伝えたものになります。

特に多い要因としては以下のものがあります。

①握り動作が多い

お仕事などで、レジ打ちなど物をよく掴む方や美容師さんなどハサミの握ることが多い方。

そのような方たちは腱鞘炎になりやすいです。

物をつかむときは指を開きます。その時に先ほど記述した長母指外転筋、短拇指伸筋を使います。

その動作を一日何回も繰り返し行うことで負担がたまり親指の付け根に負担がたまってしまいます。

②産後の方

産後の方の場合には、ホルモンが関係してきます。

2つの腱が通過しているトンネル=腱鞘が収縮すると、腱が通るスペースが狭くなり
長母指外転筋腱、短拇指伸筋腱、腱鞘で擦れてしまい炎症が起こります。

さらにお子様の抱っこ、特に首の座っていない子供を抱っこするときに手を当てながらの抱っこで親指を開きながら行うことが多いです。

ホルモン的な負担+肉体の負担により産後の方は腱鞘炎になりやすいといわれています。

③更年期の方

いわゆる更年期の方もホルモンバランスにより起こりやすいといわれています。

更年期のお悩みは、閉経に伴い女性ホルモンの一つ「エストロゲン」が急激に減少していきます。

エストロゲンは、女性らしい体つきを作る働きでしたり、髪、肌に潤いを保つような働きとともに関節、腱に柔軟性を保つ働きがあります。
そのエストロゲンが減少していくため腱の柔軟性、弾力が低下し炎症が起きやすい状態になります。

④猫背の方

現代人で特に多いのは猫背姿勢です。
猫背姿勢になると肩甲骨が外に開き、それに伴い肩が内巻いてきます。
肩が内巻くと連動するように前腕も内巻いてきます。
そうすることで腕回りの筋緊張が高まり、かつその状態で腕回りを酷使するとに筋肉や腱に対する
ストレスをかけやすくなってきます。
猫背について詳しくはこちらをご覧ください↓
https://i-care-ayase.com/blog/%e7%8c%ab%e8%83%8c%e3%83%bb%e5%a7%bf%e5%8b%a2%e3%82%92%e6%94%b9%e5%96%84%e3%81%97%e3%80%81%e8%be%9b%e3%81%95%e3%81%ae%e6%a0%b9%e6%9c%ac%e6%94%b9%e5%96%84%ef%bc%81/

腱鞘炎の施術方法

当院の治療コンセプトは、

なぜイタミが出てしまうのか。

それは、身体が刺激に対して防御反応を起こしているからです。

ですので、イタミをみるだけですとその場しのぎにしかならずまた再発をしてしまったりイタミが取りきれなかったりしてしまいます。
イタミが引き起きてしまっている原因も人によって異なります。
人によって異なる症状の原因を見つけ出し、原因からアプローチしていくことで症状の根本解決を目指していきます。

ご不明点等ございましたらお気軽にご連絡ください!

綾瀬駅西口徒歩1分

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