坐骨神経痛とは?

2023年12月15日

坐骨神経痛とは

坐骨神経痛とは

「腰仙部坐骨神経の支配領域、すなわち殿部、下肢後面あるいは外側面
へ放散する疼痛自体、あるいは疼痛を呈する症候群の総称」 脊椎脊髄病用語辞典より

噛み砕いて簡単にお伝えすると、

「坐骨神経の走行しているライン上に(以下の画像をご覧ください)イタミを感じる状態の総称」のことを言います。

坐骨神経痛はなぜ起きるのか

坐骨神経は第4・5腰神経と第1・2・3仙骨神経が合流して作られる神経です。

坐骨神経痛は傷病名ではありません。

状態の名前です。坐骨神経がどこかで影響を受けるためにイタミとなって現れます。

坐骨神経痛を引き起こす原因は

「腰椎椎間板ヘルニア」:椎間板と呼ばれる背骨の間のクッションが飛び出て神経を圧迫する
「脊柱管狭窄」:背骨の神経の通り道が狭くなる
「すべり症」:腰椎がずれる
「梨状筋症候群」:お尻の深いところの筋肉が硬くなる

などありますが、しびれなどの症状が起こるのは周囲の筋肉の緊張に伴って

「血行不良」が生じるから!

よくヘルニアで神経が圧迫されてしびれが出るといわれることが多いですが、圧迫されているだけでは基本的にしびれは出ません。

神経が圧迫されてしびれが出ていてはデスクワークなどで座りが多い人は、お尻が常に圧迫されていますから皆しびれが出てきてしまいます。

ヘルニアを持っていてもイタミやしびれが出ていない方もたくさんいらっしゃいます。

つまり何が重要か。

血行不良を引き起こしている「骨格の歪み」やその歪みを引き起こしている「筋肉の緊張」に対してアプローチしていき、「血行を改善する」

それには
施術お身体の強化自宅でのセルフケア
が必要不可欠だと説明をさせて頂いています。

辛さを取り除くには原因に対する負担を減らしてあげることが大切です。
特に血行不良を引き起こす原因となりやすい腰・股関節周りの筋肉(広背筋・殿筋・大腰筋・大腿筋膜張筋など)を

しっかりと働ける状態にしていくことで患部への負担を減らします。

梨状筋が原因であれば殿筋を緩めたり股関節の動きをつけることで患部への負担を減らします。

負担を減らしてあげることが出来れば痛みやしびれの軽減につながります。

< 施術 >

私たちの院での施術としては
筋膜リリース
関節調整
ストレッチ
などから必要なものを選んでオーダーメイドで行います。

< 身体の強化 >

お身体の強化については
「EMS」と呼ばれる電気を用いて筋トレする機械を使って、体幹を強化をして姿勢の安定を目指して頂きます。

姿勢については先日のブログをご覧ください。

https://i-care-ayase.com/blog/%e7%8c%ab%e8%83%8c%e3%83%bb%e5%a7%bf%e5%8b%a2%e3%82%92%e6%94%b9%e5%96%84%e3%81%97%e3%80%81%e8%be%9b%e3%81%95%e3%81%ae%e6%a0%b9%e6%9c%ac%e6%94%b9%e5%96%84%ef%bc%81/

< セルフケア >

状態の回復には自宅でのセルフケアが必要です。

整骨院で施術する時間は日常生活の内のほんの僅かなので、日常的に掛かる負担を減らすためにセルフケアをご案内させて頂いてます。

施術・強化・セルフケアをセットで進めていってより早く安定した生活を取り戻していただけるようにご協力をさせて頂きます。

セルフケアを少しご紹介します。

<大腰筋>

水入りの500mlペットボトルを用意。

おへそから指約4本分外から体の中心に向けて、斜め方向へキャップを当てて圧をかける。

(1分間深呼吸しながら)

<殿筋>

仰向けで足を4の字で組んで組み脚と逆側の太ももを自分側に引き寄せる。(30秒×3~4回)

殿筋のストレッチは様々な方法がありますが、今回は仰向けで行う方法をお伝えします。

他にもセルフケアの方法はありますので、必要なケアをその都度ご説明していきます。

しっかりとカウンセリングをさせて頂き、お悩みの原因を探り当てて的確な施術と説明・アドバイスをさせて頂きます。

状態の回復を目指して一緒に頑張りましょう!

当院の患者様の声https://i-care-ayase.com/pagevoice/

TEL 03-5856-0663
i-care綾瀬駅前整骨院

綾瀬駅西口から徒歩1分!

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